|
4月18日
三文安い人
邪魔してるんだか、手伝ってるんだか わからないんですが
ただ炒めるだけの お惣菜を作ってみました。
このコンロで…。
このコンロね、火力が大きいから、
全開にしないで使ってって言われた。
うん、わかった。
真ん中位ね。
片手では持てない程の大きな中華鍋に油を引いて、
肉を入れた所で 呼ばれました。
「ちょっと、来て。それ、後にして」
はい、はい。
ガスを止めて行って、ほんの10分程の用事をして戻ってくると
一面煙…。
で、肉が炭になっていました。
焦げたんじゃなくて、炭。
料理をしている最中に呼ばれて行ったんだから
ガスをそのまま…という事はない。
確かにガスの栓をひねった。
私、ガスを止めたんじゃなくて、全開にして行ったらしいです。
これ実は二回目。
ガス栓は最初に教えてもらった。
ガスが通る方向に、ほら、こう縦にしたら開く、
止める時は、横。
わかりました。
なのに、どうして間違えるんだろう。
ま、注意力が足りないに決まっているが。
止まったのか見ればいいんだし。
とか思いながら、うちでご飯を作っていると。
家のガス台って、止まっている時は つまみが縦。
それを左にひねって、横にしてガスをつける。
止める時は縦にする。
多分、何も考えてないから
止める時に、縦にしてるんかも。
しょうがねぇなぁ…あたしって。
子供に
「ちょっとは物を考えなさいよ!なんの為に頭があんのよ」
とか言ってるんだけど、あたしも考えてないらしい。
もう、間違えない。
もう、コゲコゲにしない。
…でも、2度あることは3度あるとか言うしな。
...................................................................................
せっかく油が乗っていい状態になっている
フライパンを コゲコゲにしてしまった。
直せないから洗って貰ってやり直し。
「……ごめんなさい」
と思いつつ、 コンロを見ていたら思い出した。
小さい頃のうちの お風呂のガスのツマミ
こんなんだった。
風呂釜の下からこれと同じ栓が出ていて
これを、ひねってお風呂沸かした。
ひねると、「ぼっ!」と言うのが怖いから
火はつけられないから、母親がつけて
「湯加減を見て消す」と言うのが私の係だった。
上が熱くて下が冷たいから
よ〜くかき回さなければいけない。
だけど、風呂場寒い。
外と同じ。
夏は寒くないけど、メンド臭い。
かき回す棒みたいのがあったけど、
それを取るのさえ、面倒臭かった私は
風呂のフタを一枚取って、それで、
ガバっとやって、上の方だけ触って
「できた!」と火を消した。
母 「良く かき回したの?」
私 「良く、かき回した!!」
で、会社から帰ってきた父が 入ると
下が水だったという事が良くあったらしい。
父は母に言いつけないんだけど、
何故か、夕食の支度をしている母が
お茶碗を並べるフリをして
テレビを見ている私に、
「また、下が水だったわね」 と断定的に言う。
「何で、わかるんだ? 」と思ったが、
そうだよねぇ、台所の横の お風呂に入っているのに
風呂場から物音ひとつしないんだから。
父が足を突っ込んだら、下が水で
あわてて足を引き抜いて、裸のまんま
お湯が沸くまで 風呂場にじっと座ってんのが、
わかるよねぇ。
なんだ、簡単じゃん。
母に昔、
「一人娘は三文安いから、ちゃんとしないといけない。
お風呂の湯加減ひとつ満足に見れない様だと、大人になって苦労する。 」
とか言われた。
でも、今、風呂 湯加減見なくていいもんね。
苦労してない。
台所から、コントローラー押したら
「お風呂が沸きました」って言うもん。
しかし、いつまでも、「お風呂が沸きました」って
言わないから見に行ったら
風呂の栓がしてないまま、お湯がダダ漏れだった事
何回もある。
お客さんが来るのに、掃除が間に合わなくて
子供のオモチャとか、洋服とかを風呂オケに突っ込んで
フタしたのを忘れて夕方、お湯入れるボタン押して
お風呂が出来たら、プカプカ浮かんでた事もある。
やっぱ、三文安かったみたい。
|