(写真はイメージです。すみません。
私の撮影ではありません)
3月24日
Tokyo tower
毎週見ていた 東京タワーが終わってしまった。
私はテレビは、ほとんど見ませんが、ついている時もある。
しかし、画面は見ていないから、
わかってるようでわかっていない。
ある日、たまたま画面を見たら、
大学生ぐらいの 男の子が
病院の おばぁちゃんのベッドのそばで泣いている。
「まぁくん……東京で、頑張りようね?」
「……。うん…。俺、東京で…頑張りようよ」
…こんなに泣いて、可哀想に…。
と思って見てしまったのが始まりだから、
最初はどんな話なんだかわかんない。
以前、雑誌の映画の欄で
東京タワー の紹介が出ていて
粗筋らしきものを読んだ。
なんか、中年の主婦が、20歳年下の
えらくカッコいい 男の子と
不倫をする話らしい。
わかっているのは、コレぐらい。
それから、おかん(倍賞美津子)が出てきました。

この人が…いつ、不倫をするんだろうか…
映画では、ヒロイン役は黒木瞳って書いてたな。
相手はバカボンか?

いや、かっこいい男の子なんだったら鳴沢しかいないな…。

おかしい…おかしい…。
どうみても 不倫が始まる 様子がない。
映画とテレビの東京タワーが全然別の人が書いた
お話だという事がわかったのは
結構あとでした。
..............................................................................................................
話は全然違うようですが、
あとで、繋がりますから我慢して読んでください。
高校生の子供を持つと親は大変です。
毎日がバトルです。
「こんな事を許しては、世間様に顔向けが出来ない。
親が、根性を叩きなおしてやらねば、誰がやる。」
と親も力の限りに闘う…が体力で負ける。
屁理屈の前には、どんな道理も降参…みたいな。
当然、親子の中は険悪であります。
友達と話して いつも言い合うのは
「小さい時は、あんなに可愛かったのにねぇ。
あんなに可愛がって育てたのに、こんなんなっちゃって。 」
何しろ、子供が生まれた時の病院友達
または幼稚園からの ママ友達ですから。
考えたら、長い付き合いだ。
................................................................................................................
でね、東京タワーでは、最後はお母さんは
亡くなってしまうんですが、
そこでの、男の子の悲しみようが、
もう、可哀想で、可哀想で…。
亡くなって何年か経っても
折に触れては思い出し、
「おかんが おらんようになって俺は、
寂しいて、かなわんよ。
思い出すと、今でも、涙が出るとよ」
などと言っています。
可哀想で、あたしは貰い泣きした。
死んでしまった自分を思い出して
子供が こんなに悲しむようでは、
親は心残りで仕方なかろうと思います。
それで、ですね、
私は思いました。
私は、自分が死んだ後 子供にこんなに泣かれたんではたまらん。
「あーーぁ!!うるさいババァだった。」
とスキップして、どっこに行ってしまう位の
憎ったらしい、ばぁさんになってやろう。
「ママなんか、大ッ嫌い!」と言われたって平気だもんね。
望む所だ。
まだ、子供との戦いが続くと思うと、うんざりする 今日この頃。
.................................................................................................................
この頃、何故かブームらしい、東京タワー。
私は一度も行ったことがない。
昔、住んでいたマンションの窓から、
赤茶けた鉄塔が見えた。
こんな そこら中に鉄塔があるのに
なにが東京タワーだけ 特別なもんか…。
ちっと、高いってだけの話だろう。
毎日見えてる。
見たくなくても見えてる。
あれは、何の為に立ってるんだろう?
電線を引っ張ってる?
火の見櫓?
邪魔くせーな…。
良く、近所の人から苦情来ないな…。偉いな。
とか時々は思った。
ある日、遊びに来た友達に
聞いてみました。
「ねぇ、ちょっとあれ見て。あの鉄塔みたいなヤツ。
あれって、何?
何の為にあんの?」って。
そしたら、彼はこう言いました。
「…あれって何って?
何ってどういう意味?」
「だから、何かって聞いてんだよ。
知らないんだったらいいよ」
「知らなくないけど」
「じゃ、なによ」
「東京タワーだけど」
.........................................................................
私は、余りにもびっくりして
「うそーーーー!!!あれ、東京タワーなの?
うそーー!!
嘘でしょ?騙そうとしてるでしょ?」
と、つかみかかる様にして言った為か
彼はムッとして
「知らなかったって、いっつも、あの辺行ってんじゃん!
何見てんだよ!」
…だから、何も見てないんだよ。
車を降りた所しか。
( 小学校の社会科見学は東京タワーでしたが 風邪の為欠席でした。)
.............................................................................
東京タワー 後記
いつから、東京タワーが 素敵なものになったのでしょうか。
ドラマの中で、手をつないだ恋人同士が
ライトアップされた 東京タワーを見ながら
こんな事を言っていました。
女『ねぇ、知ってる?
東京タワーの明かりが消える瞬間を見た二人は
一生離れないんだよ』
あたし、見たことあります。
その時は、それが東京タワーだとは知りませんでしたが。
夜のうちにゴミを出しておこうとゴミ置き場に出て
なんとなく、周りをみていたら
「パッ」と感じが変わった。
なんなのかわかりませんでした。
うすらぼんやり見えている鉄塔をみて
「あ、鉄塔の電気が消えたんか」と思いました。
その時、ゴミ袋を持った私はこう、思ったんでした。
「夜んなったら、電気消すなんて、ビンボくせ。」
私が、小学生〜おねぇさんだった頃は東京タワーなんて
ダサいものであって、素敵なものではなかったんです。
東京タワーの貯金箱とかペナントとか
絶対貰いたくなかったわ。
でも、貰ったのよ。
社会科見学休んだから。先生に。
|